所属団体


所属団体


ホーム店長日記
店長日記
店長日記:108
2012年04月03日
イタリアで見るズッキーニは、どれもこれも美人さん!

日本では1本ずつラップされ、同じ長さ、同じ太さで並ぶスッキーニですが、イタリアでは品種もさまざま、色も形も、収穫のタイミングもいろいろです。
そんな美人揃いの中から、どの娘を買って帰ろうかとじっくり選ぶのもまた楽しみ♪

いよいよ4月、気温も安定してきましたね。
ズッキーニは生育が早いので、今からじゃんじゃんタネまきして、この夏はイタリアで見るような美人ズッキーニ、たくさん収穫したいですね。

【画像:ローマの市場に並ぶ、ズッキーニ・フィオレンティーノと大きなパプリカ】
2012年03月14日
先日、北海道の生産者の方からお電話いただいた際、

『昨年の夏、パプリカが赤ちゃんの頭くらいの大きさになったよ、あれは良かったなぁ~』と、とても嬉しいお言葉をいただきました!!

そう、肉厚で甘味のあるスイートペッパー、イタリアで見るものはどれも大き~い、巨大なものばかり。
日本で売られているパプリカのサイズの3~4倍はあるでしょうか。
しかも、ピカピカ☆の艶々で赤や黄色、緑の色も鮮やか。

グリルしてマリネやピクルス、バーベキューに最高です♪
夏バテで食欲のない時にもおすすめです。
苦みがなく、甘みがあるためか、ピーマン嫌いの子供もパプリカは大好きですよね~。

下記の品種がその大きな実を付けるイタリアのパプリカ。
春まきの1品種に是非、いかがでしょうか?
http://natural-harvest.ocnk.net/product/1283
http://natural-harvest.ocnk.net/product/1098
http://natural-harvest.ocnk.net/product/742
http://natural-harvest.ocnk.net/product/145
http://natural-harvest.ocnk.net/product/140
http://natural-harvest.ocnk.net/product/139

【画像:春の南イタリア-ナポリ・Antignanoの朝市で売られるスイートペッパー】
2012年03月06日
昨日の雨とは打って変わって、今日は春らしい本当にいい陽気です。
温度も一気に上昇し、ジャケットも要らずに外を歩けるくらいです。
お天気とは不思議なもの、こんな天気の日には人の心までも明るく楽しくしてくれます。

新商品にイタリア人のだ~い好きなズッキーニの花をアップしました!
黄色い生き生きとしたズッキーニの花、見ているだけで元気が湧いてきそうです。

この品種はスッキーニの花をいっぱい収穫したいという方に是非おすすめです。
主に雄花ばかりがたくさん付き、雌花はめったに付かないので実の収穫には不向きですが。
イタリアの市場では、この花ばかりが箱にぎっしりと詰まって売られています。

昔、昔、学生時代、貧乏旅行でローマを訪れた時、この時ばかりは奮発してトラステーヴェレにあるイタリア料理の有名店に行きました。
その時、生まれて初めて食べたのがこのズッキーニの花のフリッタータ。友人と顔を見合わせて「ふ~ん、、花を食べるなんて、イタリア人っておしゃれ。。。」と言い合ったのを覚えています。

当時はズッキーニも日本ではあまり知られていなかったように思います。
ここ20年ほどでズッキーニやバジル、チコリーなど今まで私たちが食べていなかったイタリアの野菜がだいぶ日本の食卓に入ってきたな~と感じます。

【画像:ローマ・カンポ ディ フィオーリで売られるズッキーニとその花】
2012年03月01日
昨日は昼過ぎまで雪が降った東京ですが、今日は打って変わって朝から春の陽光が降り注ぎます。
カレンダーを1枚やぶって、3月へ。

ふと、昨年3月のことをいろいろと思い浮かべました。
東京に住む私でさえも、人生の中でも忘れられないくらいの恐ろしい経験をしました。
あれからもう1年、また同じ季節が巡ってきました。

昨年3月、太陽がいっぱい降り注ぐ南イタリアにも行きました。
3月だというのに、光線が強く、すっかり日焼けし、シミも増え・・ばっちり日焼けしたイタリアンマダムのようにはなれず。。。

イタリア北部の市場と違い、ナポリやソレントの市場はもうすっかり春♪でした。
アーティチョークやアグレッティ、ソラマメ、ズッキーニの小さな蕾なんかで市場はいっぱい!
ズッキーニの雄花が開花する前の小さな蕾をポテトスープに入れたりして使うようなのです。
その時の市場の様子はこちら↓
http://blog.livedoor.jp/natural6330/archives/52277360.html
そして、今年の市場はどんなかな~、、、などと想像して幸せな気分に。

3月は卒業や転勤、引っ越しもある節目の月でもありますね。
いい思い出がいっぱい残せるような月になればいいですね★

【画像:ナポリ・アンティナーノ市場のアーティチョーク】
2012年02月20日
今朝の日差し、いつもより強く、いつもより暖かく感じられました。
気温はまだまだ低いですが、春が近づいてきているのかな・・・と思わせるような♪
リビングはまるでサンルームのよう、ぱっと明るくなりました。

一日の始まりがこんなに太陽いっぱいだと気分爽快!頑張ろう~という力が湧いてきます。
お天気って人の気分をも左右する不思議な力があるんですね。。。

インフルエンザ大流行中ですが、どうにかここを元気に乗り切りたいものです。
あと1ヶ月もすれば、桜開花の時期ですね。。

【画像:ボローニャのお洒落なお花屋さん】
2012年02月09日
フランス大~好きの娘に、「おいしそ~、ママこれ作って欲しいな」と言われたのがポティマロンのスープ。
DMの隅っこに小さく載っていたこちら↓のレシピに目が止まったようです。
http://locca.s-woman.net/rensai/provence/detail_1000012166.html

ポティマロンのスープ、作ってはあげたいのですが、なかなか日本では手に入らないのが残念。。。

フランスのマルシェでは定番のこの品種。この夏、多くの皆さんにこのパンプキンをぜひぜひいっぱい作っていただきたいと思いま~す!
ちょうど種も入荷してきました♪

【画像:パリ・アリーグルのマルシェで売られるポティマロン】

2012年02月06日
ズッキーニという野菜が日本人家庭の食卓にのぼるようになったのはここ10年くらいのことでしょうか?
特にクセもなく、グリルした時のあの歯ごたえや、ほのかなナッツのような香りも食欲をそそり、焼いてもカレーなどに入れて煮ても、ピーラーで薄くスライスして生でも食べられる調理の幅広さも、日本人にすんなり受け入れられたのだと思います。
子供達も大好きな野菜です♪

そのズッキーニ、たくさんの品種が出ています。
去年から人気が続くのはズッキーニ・ZEPHYR F1☆
黄色と緑のバイカラーの外見が珍しいだけでなく、甘みがあり大変柔らかく歯ごたえも最高と大好評です!
毎年同じ品種を栽培されていらっしゃる方、今年はこのZEPHYR F1に挑戦されてみてはいかがでしょうか?
昨年秋に訪れたサンフランシスコでもこの品種はやはり人気者でした。

【画像:2011年秋、サンフランシスコ・フェリープラザのファーマーズマーケットで】





2012年01月27日
1月に毎年お会いする北海道でたくさんの種類の花や野菜を栽培されていらっしゃる方に今年もお会いすることができました。
その方に昨年は森の苺をご紹介させていただきました。

「ワイルドストロベリーはいろいろ育てているからね~」と昨年言われ、果たして森の苺はどうだったのかなぁ、気に入っていただけたかなとその反応がとても気になりました。

会った時の第一声、「森の苺、ワイルドストロベリーとはまた少し違うね~!すごく香りが良かった、またああいうの紹介して欲しいな」と言っていただき、ほっと一安心。

あんなに小さな粒ですが、あの濃厚な香りと甘みは本当に魅力的★
イタリアのメルカートでも普通の苺が€3-4のところ、小さな紙のトレイに入った森の苺は€10-12くらいで売られています。

春は苺の種まきどき!
今年はもっと多くの方に森の苺の魅力を知っていただけたらと思います。

【画像:ローマ・テスタッチョ市場近くのケーキ屋さんに売られる森の苺のケーキ】

2012年01月06日
明けましておめでとうございます。
本年も引き続き、ナチュラル・ハーベストをどうぞよろしくお願いいたします。

疑問点、リクエスト商品のご要望、大袋のお見積り、品種選定などでお迷いの時などなど、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り対応させていただくようにいたします。

寒さ厳しくなる中ですが、そろそろ夏野菜の種まき、苗作りの時期ですね。
風邪などひかぬよう、この寒さを元気に乗り切りたいものです♪

【画像:フランス・プレジダンウィルソンのマルシェに並ぶトマト・グリーンゼブラ】
2011年12月26日
年の瀬らしく、日に日に寒さ厳しくなってきているような気がします。
この厳しい寒さの後、必ずやってくる春を待ちわびて、、、
2012年がどうか良い年でありますように☆

年末年始、下記の通り休業とさせていただきます。

休業期間:2011年12月30日(金)~2012年1月3日(火)

・休業期間中でもオンラインショップ、FAXでのご注文はお受けしております。
・お電話でのお問い合わせは、恐れ入りますが1月5日以降からお願いいたします。
・ご注文についての返信は1月4日以降より順次対応させていただきます。
・配達業者の関係で、年末年始にご注文いただいたお客様の発送が若干遅れる場合がございます。ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

【画像:ボローニャの市場に並ぶトマト】
2011年12月21日
晩秋、クリスマスイブの食卓に・・・と思ってベランダに植えたラディッシュ。
24日朝に収穫しようと待っていましたが、、、先日から採ってくれ~!!!と訴えかけられるかのように、土から深紅のかわいらしい根っこがいっぱい見え初めてきて。
それから毎日、玉割れしたらどうしよう、どうしよう。

で、まちきれずに収穫しちゃいました!
携帯カメラで撮ったので映りが良くないですが、この寒さの中で見る美しい赤紅色。
おかげで笑顔いっぱいの朝になりました☆
葉茎のグリーンと真っ赤な丸い根っこ、これぞクリスマスカラー。クリスマスのプレートデコレーションにぴったりですね。

12月らしく寒さも本番、今週はクリスマス前の1週間。
ホリデーシーズンの終盤はクリスマスそして日本はお正月と続き、ほっとする暇もなく夏野菜の種まき時期を迎える頃となってしまいます・・。
皆さん、もう夏野菜の栽培計画はお済ですか?
まだお済でない方、元旦からこたつでゆっくり夏の菜園計画はいかがですか?

一年の計は元旦にあり
来年一年、豊作に恵まれるかもしれませんよ~?!


2011年12月08日
12月4日の日経新聞朝刊【世界いまを刻む】の欄に
『スター農家 食の都席巻』、パリ、広がる日本流-食材にこだわり、
というような見出しで大変興味ある記事が大きく載っていました。

華やかなスター料理人を輩出する食の都パリで、腕利きシェフに優れた食材を提供する『スター農家』が登場し脚光を浴びているという内容。
パリ近郊の日本人農家、山下さんとマルシェでも大人気のジョエル・ティエボーさんの2人が取り上げられていました。

昨今、フランス人もこれまでは目にとめなかった「食材」に注目し始めたようで、これは素材にこだわる日本の食文化の影響があるようです。

お二人に共通する点は、”シェフの考え、意見を聞き、栽培方法を工夫する”というまさにカスタムメイドなやり方。
そのため、丹精込めての少量生産しかできないようです。
やはり、いつの時も本当にいいものにはそれなりの評価が付くものなのですね。。。

このお二人、予約の取りにくいパリの三ツ星レストランや老舗レストランの季節野菜を支えている有名人。
パリ高級住宅街16区イエナのプレジダン・ウィルソンのマルシェで2回ジョエル・ティエボーさんに会い、彼の作る野菜を見たことがあります。
彼のブースに陳列された野菜のクオリティーは別格!
販売している野菜すべてに付けられた分かりやすい表示(品種名、価格、コメント)や効果的にバスケットを使ったり高低差を付けたり、色合いを意識したディスプレイの仕方など、ファーマーズマーケット販売のお手本そのものです。
http://blog.livedoor.jp/natural6330/archives/52197995.html
http://blog.livedoor.jp/natural6330/archives/51839440.html
こんな細やかなところからも、野菜作りという仕事にかける情熱を感じました。

2011年12月05日
いよいよ師走、気ぜわしくなってきました。
寒さもそれなりに冬らしくなってきましたが、皆さんの畑のチコリーやサボイキャベツ、カーボロネロ、ブラックターニップ、リーキ、セルリアックなどの生育はいかがでしょう?
忘年会シーズンやクリスマスを控え、生産者の方々は特にお忙しいことと思います。

自分で育てた野菜を使って、年末年始にささやかなお祝い。最高に贅沢なひとときだと思います。
ベランダガーデニングではありますが、クリスマスの食卓に収穫できるようにと、真っ赤なラディッシュを植えています♪
収穫の時が今から楽しみだなぁ~。。

ここにきて帳尻合わせもなんですが、、、残りの12月精一杯頑張りたいものです!

【画像】2011年11月イタリア定番のお惣菜
ビエトラのオリーブオイル炒め、ズッキーニのフリット、いろいろキノコのガーリックソテー、パプリカのソテー
2011年11月10日
いつもナチュラル・ハーベストをご利用いただきましてどうもありがとうございます。

【11月15日~11月23日】までの期間、社員研修のため事務所を留守にさせていただきます。

誠に申し訳ございませんが、この期間の商品発送業務はお休みとさせていただきます。
恐れ入りますがお電話、メール、FAXへもご返答させていただくことができません。
なお、11月24日(木)より代金引換、ご入金頂いたお客様を優先して商品発送業務を再開させていただきます。

皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

【画像:11月ベネチアの朝市で売られるチコリー】
2011年11月01日
今日から11月。
カレンダーもいよいよ最後に近づき、2011年日々の生活もこの2カ月がラストスパート!

秋のタネまきも一段落、そろそろ来春の計画を立てはじめる頃ではありますが、、、
ラディッシュの種まきなら今からでも間に合いそうです。
寒い真冬の市場、色目の少ない市場できらきらと輝くラディッシュがうずたかく積み上げられている姿を見ると思わず笑顔になってしまいます。

ラディッシュ、薄くスライスしたり、半分にカットして表皮の素敵な色を見せながらプレートにデコレートしてもおしゃれです♪
丸のまま、ドレッシングやソースにディップして歯ごたえと香りを楽しんでフィンガーフードとして気軽に食べるのもいいですね!
緑鮮やかな葉を付けたまま丸ごとラディッシュ1つをお皿に載せて、肉料理の付け合せとしても存在感があっていいですね~。
家庭菜園の方には毎日のお弁当の色目にも大活躍♪

ラディッシュは色も形もさまざま、いろいろな演出ができます。
これからクリスマスに向けてはやはり赤、白でしょうか?
いろんな色形をミックスするとラディッシュだけでも宝石箱のようなラディッシュサラダができあがります☆

【画像】:冬のロンドン・ボローマーケットで売られるラディッシュ
2011年10月28日
もう10月も終わりです。。毎朝のように気温はこの秋、最低・・・と報じられるようになってきて、いよいよ来週月曜は子供たちお待ちかねのハロウィーンです♪

ハロウィーンといえばパンプキンというくらい、オレンジ色のパンプキンランタン(ちょうちん)が一般的ですが、元々は古くアイルランドで、カブをくり抜きキャンドルを入れてランタンを作り、お祝いしていたのが始まりのようです。

当時のアイルランドでこの時期、一番手に入りやすい野菜がカブだったようです。
小さなカブをくり抜いてランタンを作るのって大変だろうなぁ~、しかもこの時期のアイルランドはかなり寒いし、きっとそのカブはルタバカだったんじゃないの?!?・・・と勝手に連想している私。
本当はどの品種のカブを使っていたのか、どなたか真相をご存知の方いらしたら教えて下さいね。

そしてアイルランドからアメリカへ渡った移民がハロウィーンをお祝いした時、当時のアメリカでこの時期一番手に入れやすかった野菜、パンプキンを使ってランタンを作ったのです。今ではJack-o-lanternといえばパンプキンを思い浮かべるくらいですよね。

ところでハロウィーン、どんな行事なのかご存知でしょうか?
日本の大みそかとお盆が一緒にきたような季節行事なんですよ。

いよいよホリデーシーズンに突入!
10月のハロウィーンが終わると11月はサンクスギビング、そして12月はクリスマスと駆け足で月日が過ぎ去ります。



2011年10月04日
朝の気温が低くなり、日中はカラッと乾燥した気持ち良い陽気になってきました。
いよいよ秋本番ですね。

今のこの時期ならレタスもすぐに発芽して、ぐんぐん成長していきます。そして日に日に寒くなってくる風に当たりながら、葉は素敵な秋色に染まります。
虫も徐々に減ってくるので、今の時期はレタスの栽培に最適!

レタスって様々な色合いや葉の形、結球や半結球、非結球タイプとじつにたくさんの品種があります。
レタスをじっと見ているとまるで花のように素敵でかわいらしい♪

海外では葉の色や形が様々な何品種ものレタスをミックスしてサラダに使います。レタスを買うときには1品種では色合いがつまらないと思うようです。

晩秋はご自身で育てたとりどりのレタスで、カラーパレットのようなレタスサラダはいかがでしょうか?寒さに向かうこれからの時期を元気に乗り切れそうですね☆

【画像:秋のパリ、バスチーユ・アリーグルのマルシェで売られていた秋色レタス】
2011年09月26日
先週水曜の台風を境に一気に秋モードへと切り替わった東京です。皆さんお住まいの地域はいかがでしょうか?
それまでは気温30℃を超え、ノースリーブを着ていたというのに、今ではもう長袖。こう突然秋が訪れると、過ぎ去ってしまう夏が恋しいような・・。
節電もあったせいか、いつもより苦しく感じた今夏だというのに、まさしく『喉元過ぎれば暑さ忘れる(本当はこちらの”熱さ”ですが、、、)』です。。。。

さて、今朝の週間天気予報によると今週は25℃前後の気温が続きそう。他の野菜に比べことさら発芽が難しい西洋のオニオンやエシャロットですが、そろそろ東京近郊ではタネまきを始めてもよい頃なのでは・・・。

タネは一晩水に浸し、十分吸水させてからタネまきすると発芽率が高まります。
また、タネまき後は土と種子の乾燥を防ぐために濡らした新聞紙などをかけて保湿することも効果的です☆

このタネまきのタイミング、実に難しいと思います。この時期は台風が来たり、急に暑くなったり急に涼しくなったり。
でもこの見極めがばちっっと決まって、発芽が出揃ったら、お百姓さんたちはさぞかし充実感を味わうことでしょうね!!

【画像:パリ・16区President Wilson のマルシェで売られるニンニクとエシャロット】

2011年07月19日
先週の日経新聞夕刊-人間発見-はフレンチシェフ、ジョエル・ロブションさんの連載でした。
その中で生産者の皆さんにぜひ聞いていただきたい文面がありましたので、ご紹介させていただきます。

-------フレンチで打ち解けて⑤ 一部抜粋----------

鍋や洗剤の価格を交渉することはあります。でも店で使う生鮮素材は絶対に値切りません。世界一の食材を使わなければ世界一のレストランにはなれない。わずかでも値切れば、流通業者や生産者は特別においしい食材をよそに回してしまうでしょう。だから支払いも迅速です。
(途中省略)
私が店で使っているニンジンはサイズがそろい、小さく、葉付きで、新鮮でみずみずしい。目の前で比べてもらえば、私がどれほど食材を大切にしているか分かっていただけるはずです。
 まず最高の食材ありき。だから三ツ星レストランは高いのです。経験ある料理人はそれを知っています。利益を追いかけ、食材にそれほどお金をかけない人もいますが、そこに未来はありません。
(以後、続く)
----------------------------------------------

ジョエル・ロブションさんの言葉、生産者の皆さんに希望を与えてくれる言葉だと思いませんか?
本当に大変なことでしょうが、丹精込めて一級の作物を生産すればジョエル・ロブションさんはじめ、一流料理人の方々はこういう気位を持って生産物を購入してくれるはずです。

自動車で言えば高級レストランはF1だとも書いてありました。
最高のマシンを最高のエンジニアが整備する。つまり、野菜達も高級レストランにおいては最高のマシン、パーツになりうるのです。

そういう意味でも、これからもっともっといい品種、良い品質の種子を探し求めて生産者様にご提供させていただけるよう、私たちも頑張るぞ~!!!と強い意欲が湧いてきました。

【画像:一流料理人が朝早くから食材集めに来るパリ・プレジダン・ウィルソンのマルシェで売られるトマト-2010年夏】



2011年06月23日
ハタと立ち止まり、はっと息を飲むような、野菜の色に出会うことがあります。
そんな野菜の色はいまでも色あせずしっかりと心に残っています。

中でも秋色は私の大好きな色。
チコリーやレタス、スイスチャード、ビーツ、ターニップ、パンプキンなどが発する天然色。
野菜そのものが持つ自然の色に吸い寄せられるようなパワーを感じます。
夏野菜の鮮明な赤、緑、黄色とはまた違う、シックな色合いも本当に素敵です。

美しく色づいた野菜の収穫を思いながら、秋野菜の準備を進めるのも幸せなひとときです。。。
7月はカリフラワーやブロッコリー、キャロット、キャベツ類、セルリーなどのまきどきです。夏の間も息つく暇もなく、秋野菜の作付に大忙しですね。

【画像】
9月のロンドン・ファーマーズマーケット
ルバーブチャードの当たり一面は光り輝くようなオーラ☆☆に包まれているようでした
  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス