1.約800gの加熱調理トマトを準備します。 その丸みを帯びたお尻部分に、×印の切り込みを浅く入れます。 2.できるだけ大きなボウルやバケツに氷を入れ、氷水を作っておきます。 3. 寸胴鍋のような大鍋にたっぷりお湯を沸かし、沸騰したところに1のトマトを入れます。1-2分後、×印を入れたところから皮が剥がれてきたら火から下します。 4. 3のトマトをすぐに2の氷水の中に付けて、短時間のうちに冷まします。 5. 熱が冷めたらすぐ氷水から引き揚げ、皮が剥がれている×印部分からクルっと皮を剥きます。縦半分にカットして、中に入っているタネを取り除きます。この時したたる果汁は取っておいてください。ヘタ周辺部分は、切り落とします。 6.滅菌処理したての1リットル保存ビンを6つ用意します。 各ビンに、レモン汁少々(酸により、保存性を一層高めるため)、小さじ一杯の塩、バジルの葉2枚を入れます。 ここに5のトマトを丁寧に押し込んでいきます。ヘラを使いながら、空気穴の開かないよう入れていってください。7. 5で取っておいたトマト汁を、ビンの口から1-2cm下の位置まで注ぎ入れ、フタを閉めます。フタは清潔なフキンを使って、きっちり固く閉めます。ビンの側面もきれいに拭き取ります。 8.大鍋にお湯を沸かし、やけどに注意しながらビン同士が接しないよう、3cmほどの間隔を空けて大鍋の中に立てて並べます。(ビン同士が接すると、沸騰時にぶつかり合って破損の原因になります) 9.8の上からお湯を足し、ビンのフタより少し下の高さの位置まで注ぎます。 10.大鍋のフタをして、強火で一旦沸騰させ、その後は火を弱めて約45分間煮沸します。 11.やけどしないように、大鍋からビンを取り出し、常温に置いて丸一日冷まします。 12.ビンのフタを上から押さえてみて、凹んだままの状態であれば煮沸成功です。 暗い場所で約1年間の保存ができます。 もし凹みが跳ね返ってくるようであれば、煮沸は失敗です。 長期間の保存はできませんので、冷蔵庫に入れて2週間以内に使い切るようにしてください。 |