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2011年7月
店長日記:1
2011年07月19日
先週の日経新聞夕刊-人間発見-はフレンチシェフ、ジョエル・ロブションさんの連載でした。
その中で生産者の皆さんにぜひ聞いていただきたい文面がありましたので、ご紹介させていただきます。

-------フレンチで打ち解けて⑤ 一部抜粋----------

鍋や洗剤の価格を交渉することはあります。でも店で使う生鮮素材は絶対に値切りません。世界一の食材を使わなければ世界一のレストランにはなれない。わずかでも値切れば、流通業者や生産者は特別においしい食材をよそに回してしまうでしょう。だから支払いも迅速です。
(途中省略)
私が店で使っているニンジンはサイズがそろい、小さく、葉付きで、新鮮でみずみずしい。目の前で比べてもらえば、私がどれほど食材を大切にしているか分かっていただけるはずです。
 まず最高の食材ありき。だから三ツ星レストランは高いのです。経験ある料理人はそれを知っています。利益を追いかけ、食材にそれほどお金をかけない人もいますが、そこに未来はありません。
(以後、続く)
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ジョエル・ロブションさんの言葉、生産者の皆さんに希望を与えてくれる言葉だと思いませんか?
本当に大変なことでしょうが、丹精込めて一級の作物を生産すればジョエル・ロブションさんはじめ、一流料理人の方々はこういう気位を持って生産物を購入してくれるはずです。

自動車で言えば高級レストランはF1だとも書いてありました。
最高のマシンを最高のエンジニアが整備する。つまり、野菜達も高級レストランにおいては最高のマシン、パーツになりうるのです。

そういう意味でも、これからもっともっといい品種、良い品質の種子を探し求めて生産者様にご提供させていただけるよう、私たちも頑張るぞ~!!!と強い意欲が湧いてきました。

【画像:一流料理人が朝早くから食材集めに来るパリ・プレジダン・ウィルソンのマルシェで売られるトマト-2010年夏】



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