2012年04月12日
食の街ナポリの人々に愛されているのが、この鮮やかな黄色いメロン★
以前もこの欄で確かご紹介させていただきましたが、
楕円形、重さ2.0-2.5Kg、黄色い表皮には縦に凹凸の溝が入ります。果肉は冬瓜のような白色。
晩夏、収穫したてはとても硬く、甘みもなし、『なんだ、このメロンは~!!』とがっかりされる方もいらっしゃるかと。。。
いえいえ、収穫したては食べごろではないのです。
イタリアでは冬メロンとして親しまれており、風通しのいい、涼しい場所で写真のように吊るして保存し、じっくり長期間熟させてから、冬のクリスマス頃いただきます。
じっくり長時間熟させるというところ、チーズや生ハム、バルサミコ酢、はたまたヴァイオリン♪などと同じく、イタリア人の好きそうとするところですね~。。。
網目のマスクメロンほど濃い甘みはありませんが、さっぱりとした甘みがイタリア料理にぴったり☆また栽培しやすいのも長所です。
気温もぐんぐん上がってきています↑。メロンのタネまきも今いいですね~。
ちなみに、その奥に見える赤はトマト・ボルゲーゼ。
こちらも枝ごと収穫し、吊るして保存し、冬の間じゅうパスタなどの料理に使います。
水分が飛んでしわしわになりますが、トマトのうま味と甘みが濃縮され、いい味が出るんですよ。