じわっ〜とスープしみわたる、ほっとする冬のおいしさサヴォイキャベツ

一目で解る品種選び!適切な品種で収穫バッチリ!!

●栽培したい品種をどう選ぶのか?
「品種が多くて、どれを選んだらいいのかよく分からない!」
というお問合せを頂くことがあります。
まずは、サヴォイキャベツ種子について一般的に言われている2点を念頭に入れて、図2のチャートから栽培したい品種を見つけてみて下さい。
F1品種は固定種に比べ、種子一粒当たりの価格が高い
一方で、病害虫に強い、バラツキなく均一な収穫ができるなど、なんらかの長所がある。図1-1
晩生種は早生種に比べ、縮みが強く出て、果重が重い。(例外もあり)図1-2



◆図1-1


◆図1-2


◆図2


●栽培時期を決定する
定植〜収穫までの栽培日数は、下記のような感じになります。
 ●早生種 110日〜/ 4ヵ月弱
 ●中生種 140-150日/ 5ヵ月弱
 ●晩生種 160-180日/ 5-6ヵ月
また、種まきから定植までに、通常4-6週間がかかります。





●種子
同じアブラナ科のキャベツ、ケールのタネと非常に良く似た形状の種子です。
発芽土壌温度は24-30℃が理想的です。従って、気温が比較的高い時期の種まきになります。

**Johnny’s社サイトより引用

●種まき
定植予定の3-4週間前を目安にタネまきを始めます
50-72穴のプラグトレイに、2粒/穴で、5mm深さでタネを撒き、覆土します。
発芽までは土壌温度24℃以上(24-30℃)を保ち、乾燥に注意して丁寧に水やりします。 

●育苗〜定植
発芽後すぐは、高温多湿の暑さ厳しい時期です。遮光ネットの利用や、風通し良くして、なるべく涼しい環境で育苗します。

種まきから約4-6週間が経過し、本葉5-6枚になった頃が定植のタイミングです。

肥沃で、日当たり、水はけの良い、pH6.5-7.5の土壌が理想的です。
畝幅60cm、株間40-45cmで定植していきます。このころは暑さ厳しい時期なので、植え付け作業は、夕方少し涼しくなった頃から始めるのをおすすめします。

定植が終わったら、はす口を付けたジョウロや柔らかい水の出るシャワーで、たっぷり水やりします。

●栽培のポイント

◎防虫
植え付け直後は、他のアブラナ科野菜と同じく、害虫の被害にあうことが多いため、トンネル支柱を立てて、防虫ネットを被せて侵入を防ぎます

◎追肥と除草
サヴォイキャベツは肥料食いです!
大きく育てる秘訣は、2週間おきの追肥と、こまめな除草にあります。追肥の際には、株元への土寄せも忘れずに行います。

●収穫
葉がずいぶん大きくなり、防虫ネットに葉が接するくらいになってきたら、ネットを取り外します。

結球した部分を押してみて、固く締まり弾き返すような弾力を感じたら収穫適期です。
株元にナイフを水平に入れて、外葉を数枚付けた状態で切り取ります。傷んだ葉は適宜取り除きます。


●食べ方
葉に入る細かい縮みの歯ごたえが何とも言えぬ食感で、食欲をそそります!
煮込む、炒める、蒸すなどの加熱調理に、生食では千切りにして使われることが多い野菜です。

◆時短料理!サヴォイキャベツ、ディル、キュウリのスロー



1. 千切りにしたサヴォイキャベツ、細かく刻んだディル、サワークリーム、マヨネーズ、レモン汁を混ぜ合わせ、塩コショウで味を調える。
冷蔵庫で1-6時間休ませる。
2. 食べる直前に、半月切りにしたキュウリを和え、塩コショウで味を調えて、できあがり。


◆時短料理!ローストサーモン、サヴォイキャベツとケール添え



1. オーブンを230℃で予熱する。
ざく切りにしたサヴォイキャベツとケールをボウルに入れ、オリーブオイルを振りかけまんべんなく表面をコーティングし、オーブンシートを敷いた天板に平らに広げる。軽く塩コショウを振りかけ、6分間オーブンで加熱する。
2. 一度サヴォイキャベツとケールを軽く混ぜ、再度天板に平らに広げ、その上に軽く塩コショウしたサーモンの切り身を、皮目を上にして並べる。オーブンに入れて更に10分加熱する。
3. オーブンで加熱している間に、レモン汁、レモンの皮の千切り、ディル、マスタード、オリーブオイルを攪拌してドレッシングソースを作る。
4. 食べる直前に、サーモンと野菜の上に3のソースをかけていただく。


◆サヴォイキャベツの肉詰め、トマトソース味



1. まず、トマトソースを作る。
生のトマトを、フードプロセッサーなどを使って細かく刻む。
鍋にオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたニンニク、タマネギ、少量のタカノツメを入れて香りを出しながらタマネギがしんなりしてくるまで6分間ほど弱火でじっくり炒める。
そこに刻んだトマトを入れて一旦沸騰させ、火を弱める。トマトの水分を飛ばしながら20分ほど煮込み、ソースのとろみがついてきたら火を止め、塩で味を調える。
2. 大鍋に水をたっぷり入れて沸騰させる。サヴォイキャベツを丸ごと入れて、外の葉から順番に一枚一枚茹でながら剥がしていく。茹であがった葉は、ザルに上げて、その後キッチンタオルなどでしっかり水気を拭き取る。
3. ボウルに、牛豚合いびき肉、みじん切りにしたタマネギとイタリアンパセリ、ブラウンライス(なければパン粉でもOK)、細かく刻んだパプリカを入れて、軽く塩コショウをして、粘り気が出るくらいになるまで丁寧に練リ混ぜてタネを作る。
4. ロールキャベツを作る要領で、等分したタネを2のサヴォイキャベツの葉できっちり包んで巻いていく。しっかりキツめに包むと、出来上がりがきれいにできる。
5. 耐熱皿に、4を隙間の出ないようにきれいに並べ、上から1のソースをまんべんなくかける。アルミホイルで包んで蓋をする。
6. 190-200℃に熱したオーブンで約1時間、サヴォイキャベツの葉が柔らかくなって、肉に火が通ったらできあがり。


◆サヴォイキャベツのスパゲッティ



1. 厚手のフライパン(スキレット)にたっぷりめのバターを入れて中火で熱し、みじん切りにしたニンニクを入れて香りを出す。古くなった田舎パンを細かく刻んだものを入れて、塩コショウで味を調え、4-5分間パンが茶色くなるまでゆっくり炒める。
2. 別のフライパンにたっぷりのバターを入れて熱し、細切りにしたサヴォイキャベツ、塩、コショウを入れてサヴォイキャベツの葉がしんなりしてくるまで3-4分炒める。ここに少量の水を入れて蓋をし、サヴォイキャベツの葉に火が通るよう、4分間蒸し煮する。蓋を開けて、残っている水分を飛ばす。
生クリームを入れて混ぜ合わせ、クリームにとろみが出てキャベツの葉がクリームで覆われたら、塩コショウで味を調える。
3. 細めのスパゲッティを表示通りの時間茹でて、2に絡める。取っておいた茹で汁でソースを調整してもいい。たっぷりのパルメザンチーズを混ぜ合わせる。
4. お皿に盛って、1のパン屑をふりかけ、更にパルメザンチーズを仕上げに振りかける。


◆サヴォイキャベツのクラシックミネストローネ



1. 大きな鍋にオリーブオイルを入れて熱し、さいの目切りにしたタマネギ、ニンジン、セロリと細かく刻んだローズマリーを入れて炒め、塩コショウで軽く下味を付ける。タマネギが黄金色に色づくまで5-8分間炒め続ける。
2. 1にトマトホール缶を入れて約1分、水分が蒸発してくるようになるまで炒める。ここにさいの目切りにしたジャガイモ、サヴォイキャベツ、水気を切った白インゲン豆缶詰を入れ、水を適量注ぐ。2.5cm長に切った細さやインゲンも入れる。
3. 約20分間、すべての野菜が柔らかくなるまで煮込み、塩コショウで味を調える。お好みで、細かく刻んだニンニク、細切りにしたバジルを入れる。
4. お皿に盛り付け、粗削りしたパルメザンチーズとバジルの枝をトッピングして、上からオリーブオイルを回しかける。


以上の全レシピの参考:http://www.marthastewart.com/
ここに記載のレシピは、海外のサイトで掲載されたものを簡潔に記しています。
画像はすべてオリジナル記事によるものです。
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