マーシュを知り尽くせ!
1.こんな風に食べます
●マーシュとプロシュート、パースニップのサラダ
https://www.marthastewart.com/314938/mache-prosciutto-and-parsnip-salad
●マーシュとビーツ、ヤギのチーズのサラダ
https://www.marthastewart.com/1155005/beet-and-mache-salad-aged-goat-cheese
●マーシュとフェンネル、キャロット、オレンジのサラダ
https://www.marthastewart.com/318722/mache-with-fennel-carrot-and-orange
●付け合わせとしてのマーシュ
https://www.marthastewart.com/318643/lamb-chops-with-citrus-sauce-and-baby-ma
●マーシュとキウイ、バナナのグリーンスムージー
https://www.odelices.com/recette/smoothie-vert-mache-kiwi-banane-green-smoothie-detox-r4220/
2.品種選び
◆品種選び・ここがポイント
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【葉の装飾性を求めるのなら、丸みを帯びた濃い緑色の葉が非常に美しいCambrai【D140/6】がおすすめです】
秋まきがおすすめ | 秋まきと初春まきが可能 | ||||
品種名 | Vit 【419】 | D’Olandaa SemeGrosso 【D140/3】 【cod.6121】 【833】 | Louviers 【V-883】 | Cambrai 【D140/6】 | Palace 【V-880】 |
生育 | 早生 | 早生 | 中早生 | 中早生-中晩生 | 早生 |
収穫 | 秋~初春 | 秋~初冬 | 秋~初春 | 冬~初春 | 秋~春 |
葉のサイズ | 大 | 大 | 小 | 小 | 小 |
葉の形 | 楕円 | 細長楕円 | 楕円 | 丸み楕円 | 楕円 |
色 | 緑 | 淡緑 | 緑 | 濃緑 | 緑 |
特徴 | 収量高く、耐病性と耐寒性あり | 他の品種に比べ、種子が一回り大粒ヨーロッパで栽培される定番品種 | とりわけ耐寒性あり、バターのような甘い風味豊か | 冬収穫にうってつけ、丸みを帯びた濃緑葉が美しく、付け合わせとしても最適 | 2期まきで、秋~春まで長期間栽培可能 |
3.失敗しない種まき
4.栽培してみよう
●種子
コロコロとした、比重の軽い、茶色の種子です。
“D’Olanda a seme grosso”品種についてのみ、他品種と比較して、種子が一回り大粒なのが特徴です。
発芽温度帯域は5-20℃。
種子は21℃から休眠期に入るため、発芽しなくなります。
従って、冷涼な気候の秋、初春の種まきが最適です。
●種まき
土壌温度5-20℃であれば、いつでも種まきできます。
12-2月期は、トンネル栽培や無加温の温室栽培で種まき~収穫ができます。その際、種まき時に20℃以上の土壌温度にならないように注意が必要です。
日当たり、水はけの良い、肥沃なPH6.5-7.0の土壌が理想的です。
直まきで、深さ0.5-1.0cm、間隔10-15cmで種まきします。
条間は20-30cmとします。
秋や初春は空気が乾燥するので、発芽までは乾燥に十分注意して丁寧に水やりします。
発芽はゆっくり、10-14日間ほどかかります。
●栽培
発芽後は適宜、葉同士が重なるようなら、間引きをします。
間引き葉はベビーマーシュとして、サラダやトッピング、付け合せなどに使います。
秋まきして根の張ったものは寒さに非常に強く、一般地では、戸外で冬を越して春先まで収穫できます。
霜に当たる場合は、霜よけの不織布などの覆いをかけて下さい。
寒冷地では、無加温の温室やビニールトンネルで栽培すれば、冬中、緑の葉を収穫し続けられます。
●収穫
株全体を地面すれすれの株元から、刃物を使って刈り取る、もしくは、使う分だけ葉を摘み取って収穫します。